serving you Alisan coffee since 2012

台湾阿里山は、お茶の産地として世界的に有名な場所です。ですが、「幻のコーヒー」と言われるほど上質なコーヒー豆の産地でもあります。2012年私たちが、渡台した頃は、全くの無名のコーヒーでした。質の良いお茶のようなコーヒーに惹かれた伊藤は知名度を上げる為、空港で販売したのが2012年の事。それを機に雑誌やテレビで紹介して頂き、徐々に知れ渡っていきました。今でも、台湾の空港で阿里山珈琲を買ったのを懐かしんで、京都のお店に愛を運んでくださる方もいます。言葉にできないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。

阿里山は、夏の平均気温は約16〜28℃。冬の平均気温は10〜20℃と、昼間と夜の寒暖差も10℃以上に達します。そのため豆に強い甘みを与えることになります。取引させて頂いています珈琲農園は、農園主が高齢の為、何度か変わっております。現在取引させていただいている「雅慕伊咖啡荘園」は阿里山の原住民鄒(ツォウ)族の方が農園主であり、完全オーガニック栽培され、標高1,100〜1,500mと台湾産地では一番高い土地で栽培されています。収穫は全て手作業で行い、目視で完熟した豆のみを摘み取ります。そんな彼らとは8年前より我々も共に品質改善に取り組み、台湾でも皆様に支持していただいています。ここ京都でも是非上質な阿里山コーヒーをお試しいただき、非日常を味わってみてください。