Roasting : LIGHT
Process : WET-HULLED
Variety : TIM TIM. P88. ATENG SUPER
Region : ACECH GAYO
Height : 1250-1500m
[Flavor notes] NUTS. VANILLA. NUTMEG. CINNAMON. BERGAMOT. ORANGE
インドネシアのスーパーゴールデンマンダリンのご紹介です。
このコーヒーはウエットハルと言うプロセスで処理されています。ウェットハルは、ギリン・バサとも呼ばれ、コーヒーの加工でよく用いられる方法です。バサは、主にスマトラ島ガヨ地域で行われている独特のコーヒーの加工方法です。
ウェットハルは地元の気候と共生し、この地域のコーヒー文化と経済に不可欠な要素となっています。
ガヨの雨期には高い湿度と降雨量があり、ウェットハル法によるコーヒー豆の発酵・乾燥に最適な条件が整います。一方、独特の発酵・乾燥工程を経るウェットハル法自体も、ガヨのコーヒー農家によって何世代にもわたって開発・改良され、地域の気候パターンに適応してきました。
この伝統的な加工方法は、地元の人々の知恵を反映しているだけでなく、ガヨの農家にとって重要な収入源となっています。
ガヨ産コーヒーは、その独特の風味とウェットハルにより、スペシャルティコーヒー市場で高値で取引されています。
この機会に、是非お試しください。
通常のウォッシュドやナチュラルと大きく違うのは、乾燥の段階で脱殻(パーチメント除去)を早く行う点です。
1. 収穫 & 果肉除去(パルピング)
チェリーを果肉除去機にかけ、ミューシレージを残したまま発酵させる。
2. 軽く発酵 & 水洗い
短時間の発酵後、水で洗って粘質を落とす。
3. 部分乾燥(35〜40%水分まで)
普通は10〜12%まで乾燥させてから脱殻するが、スマトラ式ではまだ水分が多い状態で脱殻。
4. ウェットハル(湿った状態で脱殻)
パーチメントをむいた状態の豆はまだ柔らかく、緑色が強い。
5. 再乾燥
最終的に10〜12%まで乾燥させる。